こちらは、スーパーあすかさん(スマート返信メール)の差込文という機能についての利用ガイドとなります。
差込文を使わなくてもスーパーあすかさん(スマート返信メール)を問題なく利用できますが、差込文を利用することでより便利にスーパーあすかさん(スマート返信メール)をご利用いただけます。
差込文は3種類
差込文は、「基本差込文」「定型差込文」「条件差込文」の3種類があります。以下それぞれ解説いたします。
基本差込文
返信メールの設定画面で、以下のようなボタンが表示されている場合は、基本差込文を利用することが可能です。
使い方は至って簡単。挿入したい箇所にマウスのカーソルを合わせ、ボタンを押してください。
以下の画像の例では、“お客様の注文番号:”という文字列の右に、<%注文番号%> といった形で挿入されます。
なお、この<%注文番号%>といったものを、以降で差込タグと呼びます。
「お客様名」「注文番号」「注文明細」を返信メールに差し込むことができます。
※「注文明細」は、現在、“楽天市場・通常購入”と“Yahoo!ショッピング・PC”にて差し込みが行えます。
定型差込文
この定型差込文は、メール署名や、長期休暇のお知らせなどに利用いただくことを想定しています。
複数の返信メールを設定している場合、署名を変更しようとすると、すべての返信メール設定にて変更を行わなければなりません。定型差込文にて署名を登録し、<%定型:メール署名%>などといった形で返信メール設定に差し込んでおけば、一箇所の編集ですべての署名を差し替えられるようになります。
夏休みや年末年始など、長期休暇の案内文なども、この定型差込文にて管理すると簡単便利に利用できます。
長期休暇の案内文などは、毎年同じような文面を流用することになると思います。
保存しておき、使いまわしたい文面などは、この定型差込文で登録し、利用する時だけ返信文面に差込タグを挿入するといった使い方が便利です。
【1】スーパーあすかさん(スマート返信メール)の画面の下部、オプション設定にて差込文を登録・編集が可能です。まずは追加ボタンを押して登録画面を開きます。
【2】画面に従い、文面を登録ください。
種別で「定型差込文」「条件差込文」が選べますが、ここでは「定型差込文」を選択し、差込名を“メール署名”として登録してみることにします。
※実際に利用する際は、差込名は自由に決めていただいて構いません。
【3】登録が完了しますと、先ほどの画面で、<%定型:メール署名%> といった形で確認できるようになります。
定型差込文は、このように、<%定型:~%> といった形の差込タグとなります。
【4】この定型差込文は、返信メール設定画面にあります「差込文挿入」というボタンからメール本文へ挿入することができます。
【5】開いた小窓で、利用する差込文を選択し、「挿入する」ボタンを押すことでメール本文のカーソルの位置に挿入されます。
条件差込文
この条件差込文を使えば、購入金額や、購入商品、メールに含まれる文字列などに応じて文面を差し込むことができるようになります。
決済方法の案内などを、クレジットカードの方、代金引換の方、など、全てのパターンを網羅して記載していたような場合には、この条件差込文で、クレジットカードの方にはクレジットカードの案内のみ、代金引換の方には、代金引換の案内のみ、といった条件に応じた文面を差し込めます。
※条件差込文は、現在、“楽天市場・通常購入”と“Yahoo!ショッピング・PC”にのみ対応しています。
【1】定型差込文と同様に、差込文の登録画面を開きます。ここでは、種別で「条件差込文」を選択します。
「注文商品の商品名」「注文商品の商品番号」「メール本文」「商品合計」「請求額」のそれぞれの値を元に、条件を設定できるようになっております。
以下の条件がすべて当てはまる場合
メール本文内に [支払方法] クレジットカード の文字列が存在しない時
請求額が 10000円以上の時
これで、カード決済以外で、10000円以上請求の方を対象に文面を差し込めます。
条件差込文は、<%条件:~%> といった形の差込タグとなります。
返信メール設定画面でのメール本文への挿入方法は定型差込文と同様です。
重要な補足事項
返信メール設定のメール本文にて、存在しない差込タグが書かれていた場合には、メール返信の際にその差込タグは削除されてメール送信されます。どのような場合も、<%~%> といった差込タグがそのまま残ってメール送信されることはありません。
以下の画像のグレーになっているものは、差込文の設定で差込処理を停止にしているものとなります。停止にすると、返信メールの文面に差込タグが書かれている場合も差し込みが行われなくなります。
差込タグは、画像の矢印方向に処理がされます。
たとえば、2番と3番は同じ差込タグとなっていますが、メール返信を行う際には、2番の差し込みが先に処理されますので、3番は存在していてもこの状態では利用されることはありません。
条件差込文については、若干振る舞いが異なりますのであわせてご確認ください。
5番と6番で同じ差込タグとなっていますが、たとえば、5番の条件が商品合計が4999円以下の時、6番の条件が商品合計が5000円以上の時、となっていた場合で、実際の商品合計が5500円だったとすると、5番は該当せず、6番が該当することになりますので、6番の内容がメールに差し込まれることになります。